八幡饅頭おいしさの秘密
余計なものを足さない、
安心で優しい味
八幡饅頭の原材料は、砂糖・小麦粉・卵・手亡豆・水飴と、いたってシンプル。保存料・添加物など余計なものは足さない素朴な味が鶴屋本舗の信条です。砂糖の仕入れ先も国産にこだわっています。伝統を大切にしながらも、配合や製法は工夫を重ね日々進化しています。老若男女が美味しいと感じる、安心で安全な菓子を心掛けております。
美味しい自家製あん作り
八幡饅頭の白餡は、店舗上の工場にて作っている自家製あんです。あんに使っている豆は、手亡豆を使用しています。滑らかな舌触りで、飽きの来ない甘さの白餡は、八幡饅頭に最適です。豆は機械的に同じ時間、温度、タイミングで煮ても、同じあんこになりません。製餡工程は、洗いや渋切、餡練りなど、力仕事が続きます。熟練の職人にのみ為せる業で、甘さ、しっとり感、固さ、色合い、風味、粘りなどにおいて完璧なあんを作っています。積み重ねてきた経験と先達が開発してきた製餡技術を基礎に、日々「八幡饅頭の美味しい餡」を作っています。
熟練の職人による手焼きの技術
こだわりの生地で自家製餡を包み、焼き上げた饅頭を木板に並べて「八幡」の字の焼印をつける…というのが一連の流れ。鶴屋の菓子づくりは、天気を見ることから始まります。その日の気温や湿度、お天道さまのご機嫌を伺いながら、熟練の職人が生地のこね具合や焼き加減を判断。ここが、機械任せでは生み出せない美味しさにつながっています。熟練職人の技と勘が求められる大事な手作業です。
